中部地区で開催。ダイバーシティ・職場をテーマにしたイベント「Diversity EXPO」
2024年4月30日
D&Iとは
Diversity and Inclusion(以下D&I)は、現代のビジネスにおいて不可欠な概念です。
D&Iは、企業が、人種、性別、性的指向・性自認、年齢、障がい、宗教、文化的背景など様々なバックグラウンドや経験を持つ個人を受け入れ、尊重し、一人ひとりが能力を発揮できる環境をつくっていくことを言います。
D&Iは単なるCSR(企業の社会的責任)活動ではなく、企業が存続していけるかどうかにに直結する重要な戦略として位置づけられています。なぜなら、多様なチームは創造性とイノベーションを促進し、問題解決能力を高めるからです。異なる視点や経験を持つ人々が集まることで、新しいアイデアが生まれ、効果的なソリューションが見出されることがあります。
また、D&Iは従業員のエンゲージメントを高める効果もあります。
従業員が自身のアイデンティティを尊重され、公正な機会が提供される環境で働くことができれば、より意欲的に働き、組織に貢献することができます。
さらに、D&Iを推進している企業は、採用力や社員の職場への定着という視点でも優位性を持ちます
経営者は、D&Iが人権尊重という視点ではもちろんですが、企業の成功において不可欠であることを認識し、それをビジネス戦略の一部として取り入れることが重要です。D&Iは単なるトレンドではなく、持続可能な競争力を確立するための重要な要素として、組織全体に浸透するべきです。
就職活動の際には学生も注目をしている
また、学生はサステナビリティの取組やD&Iの取組を重視しています。
彼らは自身のアイデンティティや価値観が尊重される職場を求めており、企業のD&I戦略を重要視しています。多様な環境で育ち、異なる文化やバックグラウンドを持つ人々との共存を当たり前と考えています。そのため、D&Iが企業文化の一部であるかどうかは、彼らが将来の職場を選択する上で重要な要素となっています。
多様性と包摂性が企業の成功に不可欠であることを理解している学生たちは、企業のD&I取り組みを調査し、その情報を将来のキャリア選択に活用しています。
中部地区で開催しているDiversity EXPO
中部地区では2017年からダイバーシティ・職場をテーマにしたイベント「Diversity EXPO」が毎年開催されています。主催者のon the Ground Project(運営:株式会社エニシア)によると2017年にイベントを開始をした時にはLGBTQ(性の多様性)をテーマに「Working Rainbow EXPO」というイベント名で開催をしていたようです。
ただ、毎年イベントを開催していると、参加者の方の中にはLGBTQ当事者だけではなく、障がいを持たれている方、病気の方、外国籍の方、ケアラーの方など様々な当事者の方が企業のD&Iの取組に関心を持って参加をしていることもあり2022年からテーマをD&I全体と広げ「Diversity EXPO」として開催しているとのことです。
今年は、国籍、障がい、病気、ジェンダー、介護などをテーマに企業展、講演・パネルディスカッション、先輩社会人の話を聞くコーナー、キャリア相談ができるプログラムを設けているようです。
開催概要
- 日時:6月29日(土) 13:00-18:00 ※開場12:45
- 会場:ウィンクあいち 6階
- 参加費:無料
- 後援:愛知県・名古屋市
- 対象:学生・求職者、企業・自治体関係者、教育関係者など
要事前申し込み
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