水際対策緩和で外国人観光客誘致本格化。外国人観光客(インバウンド需要)を取り込むためにやるべきこと。
2022年12月28日
海外路線の再開で訪日外国人観光客数が増加
水際対策緩和による海外路線の再開で、訪日外国人観光客数が戻ることが期待されます。長らく続いてきた日本の水際対策ですが、今後は一転して外国人観光客誘致を本格化する段階となります。
訪日外国人観光客数が以前の水準に戻るには時間を要すると思われますが、少しずつ増加するのは間違いないでしょう。海外路線の再開も、一斉ではありませんが着実に路線数が増えることになります。これまで1日あたり5万人という入国者数上限も撤廃されたので、閉ざされていた扉が開き、日本観光を待ち望んでいた外国人がこれから訪日を再開し始めます。
主要な国際空港だけではなく地方空港も再開し始めており、港も動きだしたので、全国的に訪日外国人観光客数が増加するでしょう。ここで重要になってくるのが、外国人観光客の受け入れと、それによる需要を取り込む対策を考えることです。海外路線が再開したからといって自動的にお客さんが増えるわけではないので、積極的に集客することが不可欠になります。
外国人観光客(インバウンド需要)を取り込むためには対策が必要
外国人観光客のインバウンド需要を取り込むためには、積極的な対策が必要です。待っているだけでは、外国人観光客は来てくれません。まず興味を持ってもらわないことには、観光先の候補にもならないでしょう。
宣伝をしなくても外国人観光客が来るような場所は、海外でも有名な一部の観光地やお店に限られます。大切なのは存在をアピールすること、そして魅力を発信し続けることが、インバウンド需要を呼び込む結果につながります。外国人観光客を取り込むツールはたくさんあるので、複数のツールを活用することがポイントとなります。「日本」には強いブランド力があり、観光資源を活かす方法はいくつも存在しているので、それらを活用しない手はないでしょう。
対策をしてようやく効果があらわれ始めますが、必ずしも期待した効果が得られるとは限らないので注意が必要です。ポイントとなるのは使えるツールを把握すること、そして、対策から得られた効果をはかり改善を繰り返すことにあります。
「日本」を伝えるためのSNS戦略
「日本」をいかにして伝えるかという戦略においては、特にSNSの活用が鍵を握ります。訪日外国人向けに、Instagramを活用するケースが増えていますが、これは写真で魅力を発信することが効果的であることの証明です。観光客を最も呼べるSNSはInstagramとも言われており、Instagram活用の優先順位は高くなります。そして、その際には「trip」関連のハッシュタグや場所を示すハッシュタグなど、ハッシュタグの活用も重要になります。
日本には写真映えする観光地が多いので、外国人向けに視覚的なアピールをすることが可能です。しかし、そこが観光地かどうか分からなければ訪日や訪問にはつながらないので、「trip」関連のハッシュタグをつける必要があるのです。場所を示すハッシュタグも、具体的にどこにある観光地なのか知ってもらうためには欠かせません。
これらを念頭においてInstagramを活用すれば、SNS上で戦略的に「日本」を伝えることができ、興味を持って足を運んでくれる訪日外国人が増えるはずです。
多言語対応の重要性
外国人観光客を取り込むためには、多言語に対応することも重要です。飲食店のメニューやホームページを多言語翻訳するだけでも、外国人観光客の足をお店に向かわせる効果があります。言葉が通じないお店に足が向かないのは、日本人でも外国人でも同じです。つまり、英語などの外国語が通じることや、メニューの注文に手間取る心配がないことをアピールすることが大事になります。
そのためには、飲食店のメニューやホームページの多言語翻訳は不可欠で、商品の特徴や魅力を伝える内容を翻訳して対応するのが正解といえます。注文はジェスチャーや指差しでもできるので、商品の正確な内容の多言語対応が重要になるのです。商品の内容さえ正確に伝えることができれば、後はスムーズに注文を受けたり、商品を提供したりすることができるでしょう。
これは飲食店のメニューだけに限られたことではなく、それ以外のホームページにもあてはまる対策です。ホームページが日本語だけだと、やはり訪日外国人は足を運ぶか悩んでしまうので、そのような問題を取り除くためにも多言語対応をおすすめします。
外国人観光客が利用しやすい決済方法の導入
今後の対策として有効なもののひとつは、外国人観光客にとって利用しやすい決済方法を導入することです。海外では日本以上に電子決済が進んでいる国が多いので、いまだに現金払いが多い日本は利用しにくいお店が多いと思われる傾向があります。しかし、外国人観光客が利用しやすい決済方法を導入すれば、現金払いのみのお店に対して差別化を図ることができます。
おすすめ度が高く、簡単に導入できるのは、マルチ決済型です。まとめて複数の電子決済が導入できるので、外国人観光客の対応を速やかに始められます。使い慣れるまでには多少の時間はかかりますが、現金のみの対応は今後ますます厳しくなるので、早めに導入を検討した方がよいでしょう。
現金に加えて、クレジットカードに対応するだけでも大きな違いがありますが、クレジットカード以外の決済方法にも対応できるマルチ決済型の導入が望ましいでしょう。導入は簡単なのでハードルも低く、その対策効果も十分に実感できることでしょう。
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