LGBTQ/ダイバーシティをテーマにしたイベント「Working Rainbow EXPO」のご案内
2021年5月25日
今回は7月17日(土)にオンラインで開催される「Working Rainbow EXPO」についてご紹介したいと思います。
Working Rainbow EXPO(ワーキングレインボーエキスポ)はon the Ground Project(運営:株式会社エニシア)が主催するLGBT/ダイバーシティの取り組みをしている企業、推進したいと思っている企業とLGBT・アライ学生・社会人が年齢・業種も超えて様々な社会人が「自分らしく働く」ことについて考えるイベントで今回で4回目のイベントです(昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止)。
LGBTとは
L= レズビアン、G=ゲイ、B=バイセクシュアル、T=トランスジェンダーの頭文字をとったセクシュアルマイノリティの総称のひとつです。
他にも恋愛や性愛の対象を持たないAセクシュアル、自身の性自認や性的指向が定まっていないクエスチョニングの方など多様な性のあり方があります。
以前にP&G(本社:神戸市)が展開する1945年に生まれたヘアケアブランドのパンテーンのCMでセクシュアルマイノリティの方達が自分を偽らずに、自分らしさを表現できる就職活動について考える「#PrideHair」プロジェクトを展開したことが話題になりました。
セクシュアリティごとによっても困りごとは異なりますが、セクシュアルマイノリティの方のなかには、
- エントリーシート・履歴書の性別の記入欄は戸籍上の性別に合わせて丸を打てばいいのか、自認している性別にあわせて丸を打てばいいのかどちらにしても不安を感じる
- どこの会社が性の多様性に対して理解があるのか分からない
- セクシュアルマイノリティであることを打ち明けたら面接を打ち切られた
等々の困りごとがあるそうです。
そのため「Working Rainbow EXPO」に出展している企業の中には、セクシュアルマイノリティの方が働きやすい環境づくりとして、
- 研修を実施
- プライドイベント(性の多様性を祝祭する祭典)に参加
- 同性パートナーがいる社員も福利厚生(慶長金、慶長休暇等)の対象にする
- 性別適合手術・ホルモン治療を受ける際に休暇が取りやすい制度の導入
- 出産お祝い金を出産だけではなく養子縁組でも子供を授かった方にも支給
などの取り組みをされています。
最近では学生の方の中には「自分がやりたいこと」だけではなく働きやすい職場づくりに取り組んでいる企業かどうかを軸に企業選びをする方が増えているようで「LGBT・ダイバーシティ」の取り組みをしているかどうかを本当の意味で働きやすい職場づくりに取り組んでいるかどうかのひとつの基準にされているようです。
今回のイベントは学生だけではなく、「取り組みをしてみたいと考えているけど、どこから取り組んだらいいのか分からない」「関心があるので取り組んでいる企業の話を聞いてみたい」という企業の方も参加可能です。
当日は企業の取り組み発表だけではなく、参加者同士での交流タイムや時間、企業ブースを回るプログラムがあります。
今回はオンライン(Zoom)での参加でどこからでも参加可能&無料なので関心ある方はぜひ参加してみてください。