いま話題のアプリ「Clubhouse(クラブハウス)」のビジネスでの活用方法
2021年2月28日
Clubhouseとは？
すでに多くの人に周知され、実際に利用者も多いSNSにおいて、Clubhouseは新たなムーブメントを生み出すきっかけになったサービスです。他のSNSでも高い頻度でその名前が取り上げられ、Clubhouse上でのやり取りがトレンドになる事例が相次いでいます。
この新しい立ち位置を生み出したSNSが従来のものと異なっている点は、やり取りをする際に活用するのが音声であることです。従来は文字や画像を使用していたものに対して、音声を活用することに、新鮮さや新たなる可能性を感じる人が多くいます。
日増しに登録または利用するユーザーの数が増加しており、この新たなSNSに熱視線を注いでいるのは日本のユーザーに限った話ではありません。世界中のユーザーも例外ではなく、自宅などにいながら世界中の人達とのやり取りが楽しめます。
Clubhouseの楽しみ方
従来のSNSと異なる顕著な点としては、音声の活用だけではなく、招待制が採用されていることも挙げられます。これまでは、各ユーザーが利用したいと考えているSNSに登録をして利用を開始するのに対し、Clubhouseは招待制のため既存ユーザーからの招待を受ける必要があります。
そのため、利用を開始するためにはアプリストアからアプリのダウンロードとインストールを行い、電話番号を用いてアカウント登録をした上で招待コードを入れるという段階を踏むことになります。
「利用したいけれど、まだ招待されていない…」という人には、友人に頼む以外にも、他のSNSで招待をお願いするなどの方法もあります。招待してもらったらアプリを起動させ設定を行い（事前にダウンロードと利用登録しておくとよいでしょう）、興味関心のあるジャンルの中から希望するルームに入りましょう。
Clubhouseの特徴
日に日にユーザーが増えている理由としては、従来のSNSには無い唯一無二の存在感と特徴を有していることが関係しており、「ながら聴き」することができる点は音声を使うサービスならではと言えます。
映像や画像、文字のように目で情報を得るわけではないため、ラジオのように他の作業などをしながら耳で情報を得ることができ、発信も容易なので発言したいことがあったらすぐに情報発信ができます。
自由に発言でき、なおかつ一方的な配信ではない点も特徴で、仲の良い友人知人などと同じ空間でやり取りをしているような雰囲気に浸ることが可能です。
また、招待制のSNSなので、サービスの中で自由にルームを決めたり、行き来したりしても、安心感を持って交流が楽しめます。招待制以外にも、サービス利用の際は電話番号の登録が必要で実名制であることも安心材料になっており、上質な空間が作られています。
個人情報を入力するからこそ、個々が責任感を持って現実の世界と同様に他者を尊重しながら接してくれます。さらに、アプリはiPhoneのみ対応のため、ユーザーは皆同じデバイスを使用しているという共通点があり、それに関しての様々な相談にも乗ってもらいやすいと言えます。
活用事例
音声を用いてやり取りをする仕組みだからこそ、文章などに比べて迅速かつ的確に内容を伝えることができます。それと同時に、独自の気持ちの強さなども明瞭に伝えられるため、ビジネスでの活用とも相性が良いと言えます。
企業やクリエイターなどが一方的に説明をして消費者やファンは耳を傾けるだけという形ではなく、双方でやり取りができる仕組みなので、顧客やファンを巻き込んだ新商品開発がしやすく、お互いにとって納得感と完成度が高いものを生み出しやすくなります。
また、事業をより一層成長させるための情報交換と視野を広げる目的で異業種交流などが催されることも多いですが、Clubhouseをインストールしたスマートフォンさえあれば、居場所を問わず多方面で活躍している人達と集まって交流することが可能になるうえに、会場探しの手間も省くことができます。
同じく距離感を気にせずに活用できるものとしては、採用イベントが挙げられます。離れた場所で暮らしている同士にもアプローチすることができる時代になり、優れた人材を確保しやすくなったと言えます。
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