画像検索 SEOで上位表示するコツ
2019年8月26日
Googleは画像も検索の評価対象にしている
Googleの検索結果にはSEOが関係していますが、実は画像も評価対象に含まれています。
これはGoogleガイドラインにも明記されており、どのような画像が高い評価を得られるかを知ることができます。
Googleガイドラインとは
検索エンジンを提供するGoogleがまとめたコンテンツ制作や最適化の手引書のことです。
初歩的な内容として、ページを検出してもらう方法や、ユーザーに内容を理解してもらう際のポイント、そして利用実現を快適に行うコツなどが記載されています。
Googleガイドライン:Google 画像検索に関するおすすめの方法
SEOの基礎やコンテンツの改善ポイントを学ぶことができ、検索エンジンのクローラー対処についても明記されているのが特徴です。
このGoogleガイドラインには、画像のコンテンツ最適化も含まれていて、タグの設定や見出しの重要性といった、SEOを意識したコンテンツ作りを学ぶことができます。
このガイドラインは、ページを閲覧するユーザーの目線、そして検索エンジンを提供する企業の目線、両方の立場から書かれているので、その内容にはとても説得力があります。
Googleガイドラインから分かるのは、Googleは文章だけでなく画像も評価し、検索結果に反映しているという事実です。
だからこそ、コンテンツを制作して提供する側としては、これを無視することができません。その重要性を理解したうえで、ガイドラインに沿ったコンテンツを制作し、改善を始める必要があるわけです。
画像検索SEO 4つの対策
(1)alt属性を設定する
画像検索におけるSEO対策として、Googleガイドラインには主に4つの対策が明記されています。
4つのうちの1つ目は、alt属性の設定です。タグにこの設定を加えるだけでも、検索結果が違ってきます。
alt属性とは何らかの理由で画像が表示されない場合、代替で表示される文章のことです。
そこに何が表示されるのか、これを文字で伝えるのがalt属性となります。
alt属性は「オルタナティブ」、つまり代替や二者択一を意味する英語の略語です。
文章を音声で自動的に読み上げるブラウザも、このalt属性の内容を読み取って音声化しています。
視覚障がい者など画像を確認できない人は、ブラウザが読み上げる音声からブラウジングの手掛かりを得ることになるので、alt属性の設定は思いのほか重要になります。
これまでalt属性はあまり重要視されていませんでしたが、Googleはガイドラインでこれを指定するよう推奨しています。
今現在の時点で検索結果に表示されているとしても、今後SEOが見直されこの属性の重要性がさらに評価されれば、検索結果に表れなくなる可能性も考えられます。
将来を見越して早めに対策をするという意味でも、Googleのガイドラインでこのような啓発が行われていると思われます。
(2)画質を上げる
4つの対策のうちの2つ目は、画像の画質を上げたものを、コンテンツとして提供することです。
不明瞭な画像はユーザーの興味を引きづらいため、探している情報として役に立たない可能性があります。
興味を引きつける、または有益な情報を提供する目的で、Googleガイドラインでは高画質の画像が推奨されています。
ページ内のコンテンツに限らず、画像検索の結果一覧に提供した画像が含まれる状況をイメージすれば、画質を上げて掲載する意味が理解できるはずです。
無駄に高い解像度にする必要はありませんが、検索結果でぼやけない程度の画質は確保したいところです。
近年は無料で使える高画質な画像編集ソフトやアプリが沢山あるので、それらを入手して、いつでも使えるようにすることをおすすめします。
高解像度の元画像が残っている場合は、リサイズで縮小率を変えてみるだけでも、最適なファイルサイズと画質のバランスを見つけることができます。
すでに縮小した画像を再度拡大したり、シャープフィルターで輪郭を強調したりすると画像が粗くなるので注意する必要があります。
あくまでも、元画像の画質を落とさないように縮小率を変え、画像検索において目立つ画像を表示することが目的です。
画像のリンク先に大きな画像を別途用意しておけば、ユーザーにとってこの上ない価値が生まれることでしょう。
(3)内容がわかるファイル名にする
画像検索SEOの対策として、内容が推測できるファイル名をつけるのも1つの方法です。
イメージを意味するIMGや、それに続く数字の羅列では、一体何の画像なのかがはっきりと分かりません。
数字は撮影したカメラが自動的につけている撮影日時だったりしますが、コンテンツを閲覧するユーザーにとっては意味のないものだといえます。
簡単な内容であっても、それが何なのかをファイル名に入れることは、画像検索結果を改善するポイントとなります。
例えば、被写体が動物だったら犬や猫を指す「dog」や「cat」といった英単語を入れたり、顔のアップであれば「face」と加えたりするのも良いでしょう。
全ての内容を伝える必要はありませんが、大まかに何を意味する画像なのかが分かるヒントを提供することが大切です。
ただ、内容と全く無関係なファイル名をつけても混乱を招くだけなので、必ず内容を確認してつけることが必要です。
撮影日や撮影場所などの情報は入れても構いませんが、画像ファイルのタグに含めることができるので、わざわざファイル名に入れる必要はありません。
また、日本語だと海外のユーザーには伝わらないので、やはり英単語の組み合わせでファイル名を決めるのが無難です。
ファイル名のルールは特にありませんが、単語の区切りをハイフンやアンダーバーでつなげるのは良いアイディアと言えます。
(4)画像に適した内容を記述。画像のまわりの文章も大切。
画像はそれ自体の最適化の他に、関連する内容の記述にもまた重要性があります。
画像のタイトルや見出しをつけるのは、閲覧するユーザーの理解を助けるヒントになるからです。
さらに、画像だけでは内容が伝わりにくい場合は、補足する文章を加えると良いでしょう。
その文章は画像と同じページ内で、なるべく離れていない位置に加えるのが理想的です。
ただし、文章の量が多過ぎると、かえって分かりづらくなる可能性があるため、適度な量を考えながら文章を添えることをおすすめします。
内容と無関係な文章や、混乱を招くような内容は画像検索の評価を下げてしまうので、くれぐれも結果を悪化させないように気をつけましょう。
画像について、何をどう伝えるかはコンテンツ制作者の自由です。しかし、受け取り手がいて初めて成り立つことなので、相手を考慮しながらコンテンツを作ることが肝心です。
ここまで対策を行うことで、ようやくユーザーエクスペリエンスが改善します。
Googleは再評価した結果に基づき、検索結果を変えてくれます。もし検索順位が変わらない時は、変更したコンテンツの結果が反映されていない可能性が考えられるので、しばらく待ってみるのが賢明です。
逆に検索順位が下がってしまった時は、変更内容に何らかの間違いがあることが考えられるので、内容を確認して適切な内容で再編集しましょう。
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